2009/10/19

海外で生活するということ

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海外に住むということは、決して楽なことではありません。

っていきなり真面目なこと書きましたが、

また久々に真面目なことを書こうと思います。



慣れた祖国を離れて海外に住むのは本当に大変です。まず言葉の壁。コミュニケーションがうまく取れずに、買いたいものが買えない、食べたい物が食べられないなどなど、日本では簡単にできていたことができなかったりします。でも、これは時間の問題で、だんだん解消されていきます。ちゃんとした文でしゃべれなくてもコミュニケーションを取るコツを時間と共に学んでいきます。周りを見ながら、「あ、こういう風に言うんだ」という風に学んで行けたりします。そしてだんだん生活が楽しくなります。友達も増えて、色々な文化に触れられるようになります。


また海外に住むというのは孤独との戦いでもあります。家族から離れ、友人から離れ、異国で住むのは本当に寂しさとの戦いでもあります。だからかな、以前は彼氏に頼っていました。前回カナダにいた時と違うのは「彼氏がいない」というところ。正直、こんなに寂しい思いをするとは思ってもいませんでした。でも、新しい出会いがあるのも海外に住む醍醐味でもあります。

なぜこんなことを書いたかというと、ずっとネガティブな悪循環から抜け出せなかったからです。抜け出そうともがけばもがくほど、深みにはまっていく。そんな状態でした。カナダに来てからホームシック、周りに恵まれたバイトでは赤字のため解雇され、次のバイトでは腰を痛めて、そして時間がいっぱいできてしまった。こんな状態では好きな人ができても、タイミングが合わないわけで。。。そして、考え込む性格の私は、できた時間のなかで考え過ぎ、気がついたら周りが見えなくなっていた。カナダにいられるという恵まれた環境、出勤時間にメールをくれて金銭面でもサポートしてくれた父。我が家の猫と犬のようすを伝えてくれて私のことを心配してくれる母。写メールをくれる妹。「自分のやりたいことを達成するまで返ってくるな」と背中を押してくれた祖父。「日本がお昼の時間が電話するのにいいのよね?」と電話をかけてくる祖母。日本から心配してくれて応援してくれる友人たち。「がんばって」とメールをくれ話を聞いてくれる元同僚や生徒さんたち。カナダで落ち込む私に喝を入れてくれる友人たち。こんなに恵まれているのに、私は利己的に考えて、「もっとかまってほしい」「もっと連絡がほしい」「褒めてほしい」とまで思っていた。

でも、今日、自分をさらけだそう、もう大丈夫な振りをするのは辞めよう。と思って、ミクシーの日記に本音を書いたら、「こんなんじゃいけない」とふと思いました。二日酔いでベッドでゴロゴロしてましたが、起きて、着替えて、外に出て、家の近くのカフェに履歴書を出しに行きました。カフェのオーナーはすごく良い人で、私のこれまでの話を聞いて、「すごく勇気があるね」と褒められました。涙が出そうになりました。そして、カフェで食事をしていたら、演奏していたミュージシャンに"This is for you!"と突然CDをもらいました。

そのあと海が見える公園を一人で散歩していて、ポジティブでいるとこんなに素敵なことが起こるんだと思いました。

こんな風に一期一会の出会いがあったり、自分と向き合うことができるのが

海外での生活の一部分だと思います。

これから海外に行きたいと思っている人がいたら、

私はぜひ行って、笑って、泣いて、楽しんで、怒って。。。と喜怒哀楽も感じて自分と向き合ってとアドバイスしたいです。

日本では経験できないことが経験できて、新しい自分に出会うことができます。

そして、日本の良さ、家族のありがたみなども感じることができます。

飛行機があって、サーチャージも下がって、異国が身近なこのご時世だからこそ、海外に興味がある人はぜひ、「海外で生活するということ」に挑戦していただきたいです。

1 comment:

Anonymous said...

地下の心の声:
If one keeps one's eyes open, you will see the teaching everywhere, and so your opportunities for Enlightenment are endless.